現在では糖尿病、高血圧症、動脈硬化などとあわせ、中年や高齢者といった年配の方だけでなく30代ぐらいの若い世代にもよく見られるようになってきたことを受け、「生活習慣病」と呼ばれています。

生活習慣病には、食事、喫煙、飲酒、運動、休養などが深く関係していて病気によっては自覚症状がないまま徐々に進行しているものもあります。

生活習慣病を予防するには毎日の生活習慣の見直しから。自分にできることから始めましょう。

とても怖い糖尿病

糖尿病は、初期には自覚症状がほとんどない場合が多いのですが、すぐにのどが渇く、身体が疲れやすい、トイレが近い、食べてもやせるなど症状がある場合は、病院で検査してもらいましょう。

糖尿病には、1型糖尿病と、2型糖尿病があり1型は先天的なものが多くウイルス感染や免疫系の遺伝的要因が関係しているのではないかといわれ、インスリンを使って血糖値を管理すれば、日常生活にはさしさわりありません。2型は食べすぎ・飲みすぎ、太り過ぎ、運動不足、ストレスなど、生活習慣の乱れによってインスリンが出にくくなったり、インスリンを受け取る細胞の感受性が鈍くなったりして、高血糖の状態が慢性化したものです。

そして糖尿病でこわいのは、進行していくと合併症が出ることです。

・糖尿病性網膜症(高血糖によって血行が悪くなり、眼底にある網膜の毛細血管に異常が起こり、眼底出血、硝子体出血、網膜はく離等、視力が低下し失明するおそれがあります)

・糖尿病性腎症(進行していくとおしっこが出にくくなり体中に水分がたまり尿毒症や水分が心臓を圧迫し心不全等また別の病気を発症することもあり、ここまで進行すると人工透析が必要になります)

・糖尿病性神経障害(手足にしびれや痛みがあり、悪化すると立ちくらみ、排尿障害、発汗異常等)

いろんな合併症を併発すると意識がうすれ、昏睡に陥ったり、動脈硬化症、細菌やウイルスに抵抗力が弱り、かぜや肺結核など各種感染症にかかりやすくなるなど多くの合併症があり、糖尿病は身体の各部にさまざまな悪影響を与えます。

糖尿病の予防

病気には、性格、生活習慣、体力、遺伝、育ってきた環境や現状、ストレス等、様々な要因が絡み合っています。

今から予防できることはまずは不安や悩みごと、ストレスを解消改善し、何に対しても前向きに対応していける意識が重要だと思います。

博多マッサージの施術も心や身体の癒しや休憩になり、ストレス解消に効果がありますので、病気になりにくい身体づくりのお手伝いをさせていただきます。